そもそもチャートとはなにか。
仮想通貨におけるチャートというのは、いわゆるグラフ・チャートのことになります。これは、過去のデータを表示しているように見えて、現在の動きを揺さぶる過去の事実データの事です。これをしっているかしっていないかによって、グラフがどう動くかの見極めができるというものです。ですので、現在のグラフによってだけで相場をみていくのは、極めて危ない橋を渡るようなものになります。そして、そのグラフは基本的にパターンでは動きません。それであるなら、どうしてぼろもうけをする人が出るのか、多くの人が仮想通貨であっても赤字に転落するのかは、説明がつかないでしょう。ですので、知識ある仮想通貨ユーザは、その過去のチャートをしっかりと把握して忘れないのです。しかも、そのチャートの過去の表示に関しては、その操作性も相まって、どこまでを確認できるかがカギになります。つまり、上下幅を見定めるという、相場士にとっては当たり前の見えやすさが必要になるからなのです。そのチャートを利用して、自分自身の判断力でそれを見定め、今のターンを行います。ですので、おおかたの人が予想しているような動きとは全く逆の動きを、勘だけではなくチャートによって判断しているのがプロという訳です。
チャートの見やすさの基準とはなにか
チャートの見やすさの基準とは、その上幅の色・下幅の色という意味ではありません。よく、最近のスマホ対応の仮想通貨画面に限っては、近場の時間内のチャート表示しかでません。そして、上げ下げの微妙なランクが表示されるのみです。ですので、単発対応のスマホユーザにとっては、過去の一か月・二か月前・それ以前のチャートはおそらく判断に加えないのだろうと思われます。それはそのはずです。仮想通貨における入金においても、即時性をねらったユーザであると想像されるので、それはそういう端末での表示形式になっています。つまり、近場1～2時間単位でのチャートの見やすさは、微細な上下のみの表示で、大まかに言った大きな動き・流れなどどうでもよいといった感があります。ですが、チャートの見やすさというのは、その大局と部分の集合であるので、全体計算と微細計算の繰り返しがプロの手法という訳です。ですので、チャートの見やすさというのは、そのユーザの判断力とモチベーションに起因していることは明らかです。そのために、基本的にロング・ユーザは大きな画面で、チャートを確認しようとします。そして、過去にわたっても、その対極を半年前までさかのぼり、計算を繰り返すのです。
仮想通貨では見やすさはシステム運用費と重なる
仮想通貨のジャンルは、まだ新規産業になっているので、これから新しい改善手法などがそれぞれの業者によって展開されることと思われます。ただし、これは運用費と大きくかかわっていて、たとえばチャートの見やすさで言えば、その仮想通貨業者がもうかっているかどうかに要因があったりします。つまり、ユーザの手数料は取られますが、それが運用費に充てられていて、そのまわっている利潤によって、システム改善が図られます。ですので、そのシステムが途中途中で改善されていっている仮想通貨業者のチャートは随時、優れた見え方をするようになります。これは、これによって、もうけるという意味ではなく、あくまで状況を判断するにはストレスの比較的少ない形での個人運用が可能になるという意味になり、そのユーザの機敏な判断力の基となる情報収集に役立つという意味です。もちろん、個人の黒字・赤字は本人の責任になります。
ですので、多少ともその手数料が高くても、見え方がよければ、それでやりやすい、スマートな取引が可能になります。これは宝くじのようなどの店舗でいくらのものが出たというような形式とは違っています。あくまで、その表示が見えやすいかどうかの判断がユーザに依って任されるかどうかの基準になります。
