adaはどんな仮想通貨なの？
最近ネットを見ていると、よくニュースに上がってくるのがadaです。adaはエーディーエーと間違えられるのですが、正式にはエイダコインと読みます。2017年10月にリリースされた仮想通貨のため、歴史はまだまだ浅いマネーといえるでしょう。
仮想通貨それぞれには、発行できる枚数が決められています。adaの上限は、ずばり450億。マーケットに流通しているのは330億くらいです。この数だけみても理解できるかと思いますが、かなりの規模がやり取りされているのがわかります。デビューして僅かしか経っていないのに、売れ行きがとてもイイ仮想通貨なのです。
エイダコインのユニークな点は、当初オンラインカジノ専用のマネーとして開発されたということです。そのため他の仮想通貨と比べて、遊びの要素が色濃い商品となっています。エイダコインの開発者は、ツウの間では有名な『カルダノ財団』というところが作っています。カルダノ財団はスイスにあり、メンバーはイギリス人の公認会計士やエンジニア・保険のマネージメント士・金融アドバイザーなど実にさまざま。仮想通貨は誰が作ったものかその内情は闇に葬られていることが多いのですが、エイダコインは顔つきプロフィール写真が公表されているユニークな通貨です。
adaは買っておくべき通貨なの？
仮想通貨adaを買うべきか、それとも様子見しておくべきか迷われている方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨adaはオンラインゲームやオンラインカジノで流通させるために、もともとは開発された商品です。そのためオンラインカジノや賭博に対してあまり良くないイメージをお持ちの方には、正直うさん臭さがつのるコインです。
ただ仮想通貨adaの開発者の顔ぶれや公式サイトを覗いてみると、それほど危険性の高いコインではないことが分かります。そのひとつがadaのプラットフォーム体制です。プラットフォームとはハードウェアやシステムの根底を司っている土台です。プラットフォームがしっかりしていれば、大きなトラブルがあっても揺れ動く心配がありません。反対にプラットホームに脆弱なところがあると、たちまちハッカーにスキを突かれ盗難のリスクが高まります。
仮想通貨adaでは『科学哲学に基づいたプラットフォーム作り』を推進しています。エイダコインのエイダとは19世紀に活躍したプログラマーの名を拝借しているのですが、その名に恥じないくらいの画期的なシステムを採用しているのです。最新の科学の力を駆使しながら、効率的なシステムを採用しているため、adaの将来性は高いといえるでしょう。迷っている方は「買い」がオススメです。
adaの注意点やリスクは？
仮想通貨adaの注意点やリスクはあるのでしょうか。
日本の取引所では購入できない
現在日本国内の取引所では、adaの売買をおこなうことができません。この先の展開によっては、adaが日本で買える可能性も開けています。
日本でのマーケットが開かれる前に「どうしても購入したい」方はとっておきの方法があります。adaは日本の円では買えない通貨のため、一度ビットコインなどの他ブランドの仮想通貨に替えておく必要があります。ビットコインの購入は日本国内の取引所で簡単に買うことができます。そのビットコインをベースに、今度は海外のadaを扱う取引所でエイダコインを購入するのです。
エイダコインを扱っているのは、アメリカや中国の取引所が多くなっています。現在は「日本語翻訳機能」が付いている取引所もあるため、こうした場所を利用するのもオススメです。
「詐欺コイン」と呼ばれていた歴史がある
adaコインと検索すると「詐欺」などのワードが引っかかることがあります。これは過去にadaコインを宣伝していた方が、怪しい行動を起こしていたためウワサが広まったという説が濃厚です。
けれどもadaコインの現状を見ると、価格は以前の3倍に膨れ上がっていて一概に詐欺コインと断定することはできません。アメリカや中国の大手取引所に相次いで上場しているため、詐欺コインとしての見方は薄れつつあります。今後ますます価格が上昇していきそうな、伸びしろの大きい通貨です。
