【取引知識】仮装通貨の逆指値注文って何?逆指値注文をする時のコツを教えます。 | アフィリエイトや投資事業、FX、バイオプ、MLMの達人「かねつくのオフィシャルサイト」

2022.10.5

【取引知識】仮装通貨の逆指値注文って何?逆指値注文をする時のコツを教えます。

副業として仮想通貨(暗号資産)取引をする人だと、リアルタイムで取引をする時間のないこともあるでしょう。そういったときに役に立つのが指値注文逆指値注文です。

指値注文は分かりやすいですが、逆指値注文はやや分かりにくいかもしれません。ただ逆指値注文をうまく使うことで、取引の幅をより広げることができます。

そこで今回は逆指値注文について、そして逆指値注文をする時のコツを解説します。

逆指値注文とはどんな注文なのか?

まず逆指値注文とは、文字通り指値注文の逆を行く注文です。

指値注文はあらかじめ価格(トリガー価格)を設定し、条件をつけて自動で約定する注文です。買い注文なら「トリガー価格まで価格が下がったら買う」、売り注文であれば「トリガー価格まで価格が上がったら売る」という注文です。

「安く買って高く売る」という取引の基本を抑えた方法で、リアルタイムで取引できない場合でも利益をあげることができます。

逆指値注文はこの指値注文の逆、つまりトリガー価格を設定し、買い注文なら「トリガー価格まで価格が上がったら買う」、売り注文なら「トリガー価格まで価格が下がったら売る」という注文です。

表にすると、以下のようになります。

指値注文 逆指値注文
トリガー価格まで価格が上昇 売る 買う
トリガー価格まで価格が下降 買う 売る

仮想通貨(暗号資産)では、リアルタイムで注文を行う成行注文が基本ですが取引所によって指値注文や逆指値注文を利用できます。指値注文はイメージしやすいかと思いますが、一般的な取引のセオリーに逆行した逆指値注文は使い方のイメージが難しいかもしれません。

しかし逆指値注文のコツをつかむことで、より安定した取引ができるようになります。

仮想通貨(暗号資産)で逆指値注文を使うコツとは?

指値注文は取引の基本を抑え、利益をあげやすい注文です。しかし相場の動きに従って注文をしかけるため、相場の変動に対応することが難しいという欠点があります。

仮想通貨(暗号資産)の相場は変動が大きく、1日で数%も動くことがあります。指値注文を使うのみでは、予期せぬ価格の変動により注文が空振りをしたり、損失を抑えられないこともあります。

テクニカル分析などで価格を予測しても、必ずしもその通りに価格が推移するとは限りません。そこで逆指値注文を使うことで、指値注文の欠点を補うことができるようになります。

ここでは逆指値注文をうまく使うコツを紹介します。コツを掴んで、安定した取引をしましょう。

逆指値注文で損失を抑える(ストップロス)

逆指値注文の最も基本的な使い方が、相場が自分の思惑を外れた場合に損失を抑えること、すなわち損切り(ストップロス)です。

相場が底堅く、方向性を失って推移する「ボックス相場」にあるときにビットコインを「1BTC=10000円」で買ったとしましょう。このとき同時に「1BTC=8000円」の売り逆指値注文、つまり「1BTC=8000円を下回ったら売る」という注文を設定しておきます。

もし相場が上へブレイクすれば、そのまま価格の推移を見守ればいいです。ですがもし相場が急落すると、8000円を下回った時点で逆指値注文によって決済され、損失は差し引き2000円で済みます。

逆指値注文によって損切りの準備をしておかなければ、2000円で済む含み損が3000円、5000円とどんどん膨らんでいく可能性もあります。

価格の推移を逐一見ることができるなら、相場が急落した時点で決済をすればいいので損切りの必要性は薄いかもしれません。しかし恐らく、多くの人は日にそう何時間もチャートを注視できるわけではありません。

また長期の出張や旅行などでしばらくチャートを見ることができないときもあるでしょう。予期せぬ含み損を抱えないために、損切りとして逆指値注文を活用するといいでしょう。

逆指値注文で含み益を確定させる

仮想通貨(暗号資産)は価格の変動が大きく、上昇が続いてもいつ落ちるかの判断は簡単ではありません。テクニカル分析などでトレンドの分析はできますが、絶対ではありません。

また価格が上昇を続けていれば、欲を張って相場を見守りたくなるものです。やむをえない事情でチャートから離れた途端に価格が下降して、含み益が吹き飛んでしまう可能性もあります。

そこで逆指値注文を使うことで、含み益を確実に確定させることができます。

まず相場の上昇を見越してビットコインを「1BTC=10000円」で購入したとします。その後一時もみ合いましたが、見立て通り相場は再び上昇を始め、一時期「1ドル=13000円」にまで達しました。

この時点で3000円の含み益が確定しており、更に相場は上昇する気配を見せていました。そこで念のため「1BTC=12500円」の売り逆指値注文を入れておきます。

相場は上昇しましたが、少し見ない間に反転し、下降をし始めました。相場が「1BTC=12500円」に到達したところで逆指値注文が決済され、2500円の含み益が確定しました。

指値注文と組み合わせて含み益を狙いつつ、含み損を抑える

指値注文と逆指値注文は同時に設定することができます。この2つを組み合わせることで含み益を狙いつつ、含み損を抑えることが可能です。この方法を「損失限定条件付き利食い狙い」と言います。

例えば相場がもみ合って推移するときに「1BTC=10000円」でビットコインを購入するとします。このとき価格の上昇を見越して「1BTC=13000円」で売り指値注文を設定します。同時に損切りを狙って「1BTC=8000円」の売り逆指値注文を設定します。

もし価格が上昇すれば3000円の含み益を確定することができ、価格が下降しても含み損を2000円に抑えることができます。

トレンドを追いかけて確実に利益を確保

相場がトレンド状態にあるとき、トレンドを追いかけるように逆指値注文を修正し続けることでトレンド相場の中で確実に利益を確保することができます。

相場がもみ合っているときに価格の上昇を見込んで「1BTC=10000円」で購入、値下がりに備えて「1BTC=8000円」で売り逆指値注文を設定しておきます。

すると見込み通り価格が上昇し始め、「1BTC=12000円」に到達しました。そこで逆指値注文を「1BTC=11000円」に修正します。この時点で1000円の含み益が確定します。

更に価格が上昇し「1BTC=13000円」に到達したため、再び逆指値注文を「1BTC=12500円」に修正します。これで500円の含み益が確定します。

結局「1BTC=13000円」を超えた地点で相場が反転したため、500円の利益が確定しました。

逆指値注文しかできない仮想通貨(暗号資産)取引所だと、このようにトレンドを追いかけるためには1日の長い時間をチャートの監視に費やさなくてはなりません。

取引所によっては「トレイリング注文」という名称で、このトレンドを追いかける注文を自動で行うところもあります。

トレンドを逃さないために転換点に逆指値注文を設定する

テクニカル分析などで現在の相場の転換点を推測し、その地点に逆指値注文を設定することで、チャートに張り付いていなくても投資のタイミングを逃す恐れがなくなります。

例えば「1BTC=9000円」から「1BTC=11000円」の間でもみ合っているとします。テクニカル分析などからこのボックス相場の終わりが見え、「1BTC=10800円」に差しかかったタイミングで「1BTC=11500円」の買い逆指値注文を設定するのです。

分析通りにボックス相場を越え、価格が「1BTC=11500円」に到達した時点で逆指値注文が決済されます。狙い通り上昇トレンドの起点でポジションを持つことに成功し、価格の上昇を待つことができるようになります。

仮想通貨(暗号資産)での逆指値注文の注意点とは?

逆指値注文を活用することで、損切りによるリスク管理や利益の確保などを狙うことができます。一見使いどころの難しい方法ですが、逆指値注文のコツをつかむことで仮想通貨(暗号資産)取引の幅を大きく広げられます。

しかし仮想通貨相場は値動きが激しく、指値注文や逆指値注文では確実に注文が成立するとは限らないということに注意が必要です。確実に成立させるには成行注文のほうがいいでしょう。もし逆指値注文を確実に成立させたい場合は、設定した価格で成行注文をするように設定してください。

成行注文よりも指値注文のほうが手数料を安く抑えることができるため、つい指値注文で設定しがちですが、トレンドの転換点など絶対に成立させた注文などは多少手数料を取られても確実に決済できる成行注文を選ぶべきでしょう。

まとめ

今回は一見分かりにくい逆指値注文の概要と、使うコツと注意点を紹介しました。
逆指値注文はリスク管理や利益の確定など、ハイリスクハイリターンになりがちな仮想通貨(暗号資産)取引においてかなり有益な選択肢となります。

コツやタイミングをつかんで、ぜひ逆指値注文を活用してください。

あなたにおすすめの記事

よく読まれている記事

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ページトップへ