初心者におすすめ!仮想通貨(暗号資産)とFXの違いについて優しく解説します。 | アフィリエイトや投資事業、FX、バイオプ、MLMの達人「かねつくのオフィシャルサイト」

2022.10.5

2022.10.5

初心者におすすめ!仮想通貨(暗号資産)とFXの違いについて優しく解説します。

投資を始めようと思うと、どのような商品で取引を始めるのかが大切です。株式などはイメージしやすいかもしれませんが、仮想通貨(暗号資産)FXなどはイメージしづらく、同じように捉えてしまうかもしれません。

そこで今回は仮想通貨(暗号資産)とFXの違いについて解説します。両者の違い、メリットやデメリットについて優しく整理していくので、ぜひ参考にしてください。

仮想通貨(暗号資産)とFXはそれぞれどのような取引なのか?

仮想通貨(暗号資産)とFXは同じ投資の対象として語られることもありますが、実はまったく違う性質を持っています。注意すべき点や利益の得やすさ、リスクの大きさなどもそれぞれ異なるため、投資を始めるときは両者の性質や違いを理解する必要があります。まずはそれぞれがどのような取引なのかを見ていきましょう。

仮想通貨(暗号資産)とは何なのか

仮想通貨(暗号通貨)とはネットワーク上にのみ存在し、電子的な決済手段として流通するお金を指します。円やドルなどの法定通貨とは異なり、国家や組織による裏付けを持たず、強制通用力を有していません。

2009年に世界初の仮想通貨であるビットコインが開発され、2019年現在では2000種類以上も存在しています。既存の通貨や金融システムに代わる新たな決済方法送金システムの構築を目指すほか、中核技術であるブロックチェーン技術を活かして多くの分野でソリューションが期待されています。

2018年のG20において、仮想通貨が既存の通貨と異なる性質を有しており、両者の区別を明確にするべく暗号資産と呼称が改められました。日本でも2019年5月に、同様の呼称変更を盛り込んだ、資金決済法などの改正法案が可決されています。

FXとは何なのか

一方、FXは「Foreign Exchange」の略称です。日本語では「外国為替証拠金取引」と言い、証拠金(保証金)と呼ばれるまとまった資金を業者へ預け、ドルやユーロと言った、海外の法定通貨を取引します。いわゆる「外貨建て」の金融商品のひとつですが外貨預金やMMFと違って、外貨を売って後から買い戻す、「売りポジション」から入ることができます。また自分が日本円しか持っていなくても「ユーロを売ってドルを買う」など、自分の保有していない通貨同士の取引が可能です。

FX最大の特徴としては「レバレッジ」が挙げられます。FXでは直接資金を動かす他の投資とは異なり、預けた証拠金の何倍もの額を取引することができます。これを「レバレッジをかける」と表現します。

たとえば10万円を預け、その5倍である50万円分の取引をすることを「5倍のレバレッジをかける」と言います。この仕組みがあることで、少ない資金でも大きな利益を挙げることができるようになります。

仮想通貨(暗号資産)とFXの違いはどこにある?

仮想通貨(暗号資産)とFXは、まず投資対象が違います。仮想通貨は文字通り仮想通貨に投資をします。円建てでビットコインを買ったり、ビットコイン建てでイーサリアムを買ったりします。

一方、FXでは法定通貨に投資をします。円建てでアメリカドルを買ったり、ドル建てでユーロを買ったりします。仮想通貨建てで外貨に投資をする「仮想通貨FX」というものも存在しています。また仮想通貨とFXでは利益の出し方も異なります

FXとは違い、仮想通貨取引は特に指定がない限り現物取引となり、持っている額面通りの取引しかできません。実際に仮想通貨を保有し、買ったときと売ったときの金額の差によって利益をあげます。

FXは証拠品取引と言い、レバレッジをかけることで予算以上の金額を動かすことが可能となります。現物、つまり外貨を保有することはなく、決済時の売買の差額によって利益をあげる「差金決済」という方法で利益を確定させます。

FXでは取引をすると、取引した通貨の金利の差によって「スワップ金利」という利益を得たり、反対に損益が出たりします。仮想通貨ではスワップ金利に当たるものはありませんが、取引以外にもマイニングやPoSなどで報酬として仮想通貨を得ることができる仕組みが通貨ごとに整備されています。

仮想通貨(暗号資産)とFXのメリット・デメリットを紹介

仮想通貨(暗号資産)とFXの違いは理解できたかと思います。両者の違いはそのまま、両者のメリットとデメリットへつながります。

片方のメリットはもう片方のデメリットとなる場合があります。両者のメリット・デメリットを整理していきます。

仮想通貨(暗号資産)のメリット・デメリットとは

仮想通貨(暗号資産)のメリットは、投資対象である仮想通貨が国家などの管理下にない点にあります。FXでは国際情勢の変化によってその国の通貨が暴落するリスクがありますが、特定の国に依存しない仮想通貨ではその心配もありません。

好不況の波はあれ、仮想通貨市場全体が未だに成長中である点もメリットのひとつです。2018年以前のように「億り人」を輩出するほどではないかもしれませんが、技術面での評価が進んでいるために、市場は着実に成長しています。

またFXとは違い、仮想通貨は現物取引のため投資した以上の金額を失うリスクはありません。仮想通貨がFXと異なり、国家的な裏付けを持たない点はメリットでもありデメリットにもなり得ます。仮想通貨のセキュリティは仮想通貨の開発者や取引所、投資家個人に依存する部分が小さくありません。過去には幾度となく仮想通貨の流出事件が起きており、セキュリティには不安が残ります。

仮想通貨はまだ法律的な枠組みや投資家を保護するための仕組みも充分に整備されていません。ボラティリティ(価格の変動)もFXより大きく、油断すると大きな損害を負いかねません。自由度が高い反面、管理体制が甘く、安全性のリスクがある点が仮想通貨のデメリットと言えるでしょう。

FXのメリット・デメリットとは

仮想通貨(暗号資産)と比較したときのFXのメリットは、投資の対象である通貨が国家によって管理されていることにあります。

FXには損益が証拠金を上回る前に強制的に決済をする「ロスカット」など投資家を保護する仕組みが整備されています。ボラティリティも仮想通貨よりは小さく、税金も優遇されています。当たり前のように思うかもしれませんが、国家による裏付けのある日本円やアメリカドルなどは勝手に消えることはありません。仮想通貨だと開発の遅れによって立ち消える通貨や、そもそも投資を集めるだけ集めて消えてしまう「詐欺コイン」と呼ばれるものもあります。

FXでは資金がマイナスに転ずることはありますが、そもそも投資対象がなくなることはありません。一方、仮想通貨は投資した以上の額がなくなることはありませんが、投資がまったくのゼロになる可能性もあります。

またFXに仮想通貨よりも長い歴史がある点もメリットと言えるでしょう。投資の方法や価格の予測などの手法も確立しており、今ではインターネットなどで熟練のトレーダーが方法論を紹介しているため、努力すれば着実に利益を出しやすいです。

仮想通貨は成長中とは言えまだ不確定な部分も大きく、価格の予測が困難です。なので仮想通貨への投資は、FXよりもギャンブル的な要素が高くなってしまいます。FXを始めるには証拠金を預けなくてはならない点もメリット・デメリットの両方を示します。自分の予算以上の金額を取引することで、予算分よりも遥かに大きな利益を出せる反面、損害も大きくなります。

証拠金を用意できない場合には、そもそもFXを始めることすらできません。少額から投資を始める場合には証拠金の存在は大きなデメリットとなります。仮想通貨なら、ビットコインだと500円ほどから投資を始めることができます。

まとめ

今回は仮想通貨(暗号資産)とFXのそれぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介しました。仮想通貨は手軽に投資ができる代わりに、ボラティリティが非常に大きく、ギャンブル性がある点が特徴です。投資家を保護する仕組みが整備されていない点や、通貨が消えるリスク、価格の予測が難しい点など、利益を安定してあげるのが難しいです。

FXは仮想通貨よりも長い歴史を有しており、法律や投資家保護の仕組みの整備が進んでいます。証拠金と呼ばれるまとまった資金がないといけないため、仮想通貨よりも敷居が高くなっていますが、レバレッジという仕組みで大きな利益を出せるほか、方法論も普及しており着実に稼ぎやすくなっています。

投資ということで一見して同じに思えるかもしれませんが、仮想通貨とFXはまったくの別物です。今回紹介したことを踏まえ、自分に合った方法を選択することが大切になるでしょう。

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