仮想通貨「nxt(ネクスト)」について | アフィリエイトや投資事業、FX、バイオプ、MLMの達人「かねつくのオフィシャルサイト」

2022.11.28

2022.11.28

仮想通貨「nxt(ネクスト)」について

仮想通貨「nxt(ネクスト)」の基本情報

Nxtは2014年に公開された暗号(仮想)通貨です。略号はNXTで、分散型のブロックチェーンのプラットフォームを採用しています。
nxtはいわゆるビットコイン2.0と呼ばれるビットコインの次世代の姿を目指して開発されたコインであり、ビットコイン2.0を標榜するコインはほかにも数多く存在していますが、その中でもnxtは先駆者的な位置づけにあります。
nxtはビットコインが持つ通貨としての機能をそなえており、さらにそれ以外のメッセージ送信機能や投票機能、商品発行機能などが加えられ、独自通貨を発行できるシステムも兼ね備えています。
また、nxtのブロック承認のアルゴリズムにはPoS(Proof of Stake)を採用しており、公開されたばかりのときにはnxtの大きな特徴のひとつでした。

nxtが採用したブロック承認アルゴリズムのPoSは、NXTを保有している量が多ければ多いほどブロックを承認する人に選ばれやすく、なおかつ報酬も得やすい、という特徴を持っています。
nxtは現在、総発行上限枚数が10億枚となっており、現時点ではすべての通貨が発行済みの状態です。このため、承認作業にともなう報酬は取引手数料のみとなります。

nxtとArdor(アーダー)の違い

暗号通貨nxtをベースにして作られた通貨にArdor(アーダー)があります。
Ardorはnxtのブロックチェーンを元に、「NXT2.0」として開発を進めていたのですが、そのあとにArdorと名づけられ公開されました。

NXT2.0の位置づけとなるArdorの最大の特徴はサイドチェーンにあります。
サイドチェーンとはメインの取引システムとなるブロックチェーン以外の機能を盛り込んでいます。
サイドチェーンは、具体的には基本通貨となるARDRの送受信をブロックチェーン上で行い、新たな独自トークンの発行やメッセージの送信といった各種の機能はサイドチェーン上で展開する、というシステムです。
Ardorはサイドチェーンをメインチェーンのほかにも設けることにより、メインチェーンの膨大な取引トラフィックの混雑が緩和され、スケーラビリティー問題の解決につながります。

また、サイドチェーンによりブロックチェーンのパフォーマンスアップの効果も見込めるのがメリットです。
ArdorはNXT2.0として開発された仮想通貨ですが、実際にサイドチェーンを搭載するなど、後発の通貨ながらもnxtの改良版として高い人気と期待を集めています。

nxtの今後はどうなる?将来性は?

ビットコインが持つ暗号通貨の機能以外にもさまざまな機能を持つnxtですが、暗号通貨としての問題もいくつか抱えています。
具体的な問題としては、nxtはPoSを承認アルゴリズムとして採用しているため、このことが原因で一部のユーザーによりフォージング目当ての報酬目的で大量保有が行われるおそれがあります。

これはどういうことかと言うと、一言で言えば一部のユーザーによってnxtが大量保有されてしまい、通貨の流通性が失われてしまう可能性がある、という点です。

通貨が大量保有されてしまうと売りや買いに対して圧倒的な圧力と影響を与えることが可能となってしまうため、相場の透明性や公平性が失われるおそれがあります。
また、nxtは後発通貨としてさまざまな機能を盛り込んだArdorに遅れをとる形となっており、当初は機能的とされていたプラットフォームの拡張性も希少性を失う可能性があります。

これらの問題点は続々と新機能を搭載する暗号通貨が登場している現在においては不利な面のひとつであり、nxtが機能的に進化しない状況が続いてしまうと保有者の減少、そしてホルダーが減ったことによる価格の下落など、市場での存在感が薄れてしまうリスクがあります。

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