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人気がグイグイ伸びてる、仮想通貨steem
仮想通貨ファンの間でにわかに盛り上がっているのが、仮想通貨steemです。steemの読み方が迷うところですが『スチーム』と呼びます。マーケットに流通する上限の枚数が、10億枚となっています。他の通貨と比べて流通量はやや低めですが、それでもすごい数字だと思います。
仮想通貨steemが生まれたのは2016年の春。どんどん新しい通貨が生まれている仮想通貨の業界では中堅どころのマネーです。仮想通貨steemが注目されているのは、そのシステムや仕組みにあります。スチームには独自のサイトがあり、閲覧者が自由に投稿できる仕組みが作られています。タダでは投稿するやる気が起こらないため、投稿者にはご褒美がもらえる仕組みになっています。勘のイイ方はお気づきかもしれませんが、このご褒美が仮想通貨steemなのです。
しかし単なる投稿では終われないのが、このシステムの面白いところ。投稿が「ご褒美をもらうにふさわしい」と認められるためには、他のユーザーから承認される必要があります。承認の仕組みは投票というスタイルを取っていて、誰でも自由に参加できます。
いい情報を投稿すればするほど、報酬が増えていくシステムは仮想通貨の業界の中でも稀に見られるモノで、とてもユニークなものになっています。
仮想通貨steemは発展途上のコイン？
仮想通貨steemが投票制を用いた、ユニークなコインであることは前述したとおりです。となると気になるのは今後の将来性や価値について。仮想通貨steemについて検索すると「開発途上のため購入しない方がイイ」といった書き込みを見つけることもあります。本当に仮想通貨steemは危険なコインなのでしょうか。
仮想通貨steemの時価総額をチェックすると、仮想通貨のなかではだいたい28位から30位くらいを占めていることがわかります。大手仮想通貨と比べると確かにランキングは低いものの、それが得てして悪い通貨というわけではありません。
仮想通貨steemは閲覧するユーザー同士が、お互いの行動を監視したり評価したりする仕組みを採用しています。つまり見方によっては世界中にsteemの開発メンバーがいるということ。お互いがチェックしたり、チェックされたりの良い関係を築いているため、システムが壊れることはまずありません。ハッカーたちの侵入を未然に予防することができる、イイ環境が作られているのです。
また仮想通貨steemではコンテンツの制作をおこなっても、報酬がもらえる仕組みになっています。流行りのSNSとタイアップすることも可能なため、今後ますます発展していくコインといえます。発展途上でありながら果敢に新しいことに挑戦している通貨といえるでしょう。
仮想通貨steemの危険性や注意点は？
それでも仮想通貨steemが信じられないというあなたのために、危険性や留意点はないのかチェックしていきましょう。
コインは3タイプ存在する！
一般的な仮想通貨はひとつのブランドに1枚のコインで賄っています。それに対して仮想通貨steemは、なんと3タイプものコインを扱っています。基本的なコインに加えて、ややランクの高いコインが2種類あります。基本のコインの流通量が上がると、コインの価値は下がる仕組みになっています。そのためマーケットの様子を見て、それより上のスペシャルコインに変換する必要が出てきます。
基本コインを手に入れる・ランクの高いコインに交換する、この行為を繰り返すことで仮想通貨steemは人気キープしているといえます。初めて参画する方はこのsteemならではのルールをしっかり認識しておくことが求められます。
乱高下を繰り返している
仮想通貨steemは、仮想通貨の中でも値動きがとても大きいコインです。昨日はまったく市場から見向きもされていなかったのに、日をまたぐと一気に上昇することも見られる面白い通貨です。最高では3位を付けたこともある仮想通貨steemですが、現在はややランキングも下がっています。
今後上がる可能性がおおいに高い仮想通貨steem。紆余曲折のあるマネーだということを知っておくことが大切です。
