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2022.10.14

エンジェリウムの第2フェーズについて解説

9月23日、エンジェリウムのカンファレンスでエンジェリウムプロジェクトの第2フェーズ「聖なるエクスチェンジ」についての詳細な情報が明らかとなりました。第1フェーズであるエンジェリウムウォレットは2019年の中でも高く注目された配当型ウォレット案件であり、投資をした人もいるかもしれません。

第2フェーズも多くの投資家にとって要注目ですが、紹介された情報についてはまだ整理できている人も少ないでしょう。そこで今回はエンジェリウムの第2フェーズの詳細を解説します。以前から投資をしてきた人、警戒して最初は見送りこれからの投資を検討している人、いずれにも有益なものになっているので要注目です。

エンジェリウムプロジェクトについておさらい

第2フェーズについて解説する前に、まずはプロジェクトについておさらいしておきましょう。

エンジェリウムプロジェクトはアジアでも人気の高い日本のアダルトコンテンツと、成長中のVR技術を組み合わせたVRアダルトコンテンツプラットフォームの構築を目指すプロジェクトです。しかしロードマップの遅れにより「天使のウォレット」と「聖なるエクスチェンジ」、「メタバース創世記」の3つのフェーズに分かれた、新しいプロジェクトを開始しています。

当初はANLというトークンを発行し、プラットフォーム内での通貨として流通させる予定でしたが、エンジェリウムウォレットの公開にあたり、新たにANXというトークンを開発、主にAXLが現状では流通しています。

後にも紹介しますが、エンジェリウムウォレットの運用プランは宣伝の一部で、配当には広告費用などが投じられています。そのため予算が尽き次第、現在の高利回りの運用は終了する見込みです。本当の意味でのANXの運用は第2フェーズである「聖なるエクスチェンジ」によって行われます。

聖なるエクスチェンジの概要を紹介

エンジェリウムプロジェクトの第2フェーズ「聖なるエクスチェンジ」は、ANLやANXと言ったトークンをビットコインやイーサリアム、テザーと取引する仮想通貨(暗号資産)取引所です。取引だけでなく、取引所内でHEAVEN(資産のロックアップ)をすることで配当を受け取る仕組みも整備されています。

第1フェーズのエンジェリウムウォレットはビットコインやイーサリアム、テザーをHEAVENすることで、その保有額に応じて毎日ANXを受け取ることができました。受け取ったANXは貯めておくこともできれば、ビットコインと交換することもできました。

一方、聖なるエクスチェンジはビットコインなどをHEAVENすると、プランに応じた額のANXを即座に受け取り、プランに応じた日数分ロックアップされます。

HEAVEN30」「HEAVEN60」「HEAVEN90」という風に30日、60日、90日のプランがあり、それぞれ105%、115%、130%のANXを受け取ります。

例えば100万BTCをHEAVEN90でHEAVENすると即座に130万ANXを受け取り、90日間ロックアップされます。更に保有するANXの額に応じて、ビットコイン、イーサリアム、テザーが毎日配られます。第1フェーズで得たANXを継続して保有すると、ビットコインなどを受け取ることができるというシステムです。

もし第2フェーズから参入したり、第1フェーズで得たANXをすべてビットコインに交換してしまったりとANXがなくなってしまったときには、取引所でANXを交換して手に入れてください。

トークンの価格上昇の仕組み

聖なるエクスチェンジのような、独自トークンを用いた収益分配型の案件ではトークンの価格上昇を支える仕組みの整備が求められます。

同じ案件で比較対象となりうるクロスエクスチェンジでは、XEXトークンに価格を上昇させる仕組みがなかったため右肩下がりに価格を暴落させています。

エンジェリウムウォレットはマーケティングキャンペーンです。また当時はANXを換金する仕組みもなく、内部の予算を投じることで、採算を度外視してトークンを配布していました。第2フェーズではいよいよANXを売買できるようになるため、売り圧力を回避し、価格を上昇させる仕組みが求められます。

聖なるエクスチェンジでは先に述べたように保有するANXの額に応じて、取引所の収益が保有者へと分配されます。つまりANXを保有すれば保有するリターンが大きくなるため、売り圧力を抑え、ANXへの購買意欲を高めます。ほかにもANXの価格を上昇させるための計画はいくつか発表されており、将来的な価格の上昇も充分見込めるでしょう。

収益分配型の案件は2019年中多く登場しましたが、価格を暴落させたり、トークンの交換が停止するなどして資金を失ってしまうケースも少なくありません。元々の利回りの確保やプロジェクトそのものに無理があったりすると、投資はためらわれるでしょう。

ただ聖なるエクスチェンジはANXトークンの稼ぎ方価格上昇のプランも明確に示しています。第2フェーズからの投資を考えている人にとっても明るい材料です。

第1フェーズから参加した人には優遇措置も

聖なるエクスチェンジはビットコインなどを使って将来性のあるANXトークンを交換するサービスを提供しています。この記事を読んで、あるいは別の記事でも読んで投資を検討する人もいるかもしれません。そうなると、以前から投資をしてきた人は少し面白くないように思うかもしれません。

ですがエンジェリウムプロジェクトでは第2フェーズへの移行にあたり、それ以前から利用していた人に対して、特別な優遇措置を用意しています。

それが「ULTRA HEAVEN」です。現在ウォレットでHEAVENしているアセットと、受け取ったANXを聖なるエクスチェンジへ移行することで利用できます。

通常、HEAVENをすると最大130%分のANXを受け取ります。ですがULTRA HEAVENでは条件次第で更に追加でボーナスが付与されます。

もし第1フェーズでANXをまったく交換しなかった場合、追加で20%のボーナスを受け取れます。交換した割合が50%未満なら10%、50%を超えた場合には5%のボーナスが付与されます。つまり最大で130+20=150%ものANXを受け取れるのです。

また第2フェーズの開始時点でウォレットでHEAVENをしていた場合、残りのHEAVEN日数分の配当はすべて補償されます。

例えば第2フェーズ開始時にHEAVENが30日残っていた状態で移行すると、最大150%のANXに加え、残り30日分のANXも受け取ることができるということです。ULTRA HEAVENと補償によって、第1フェーズから投資をしていた人は第2フェーズから始めた人よりもずっと多くのANXトークンを手にいれることが可能になります。

実際の報酬はどうなる?

さて、聖なるエクスチェンジへの投資でもっとも気になるのは、実際のところいくら報酬をもらえるのか?というところに尽きるでしょう。

先ほど紹介した内容を整理すると、聖なるエクスチェンジで報酬を受け取る方法は2つあります。「アセットをHEAVENして、ANXを受け取る」ことと「ANXの保有量に応じてビットコイン、イーサリアム、テザーを受け取る」ことです。

エンジェリウムウォレットでも配当の仕組みは簡単ではありませんが、聖なるエクスチェンジでは報酬はより複雑になっています。それぞれ、実際に数字をあげながら実際にいくら報酬をもらえるのか見ていきましょう。

HEAVENすると報酬が跳ね上がるかもしれない?

まず最初に紹介したいのが、手持ちのアセットをHEAVENすることで得られる報酬です。「HEAVEN90」であれば、アセットが即座にHEAVENした分の130%のANXとなり、90日間ロックされます。

100万円分のビットコインをHEAVENすると、130万円分のANXとなり、90日間引き出すことができなくなるということです。この報酬システムで肝となるのが「そのときのレートでANXが支払われ、90日間ロックアップされる」というところです。

例えば100万円分のビットコインで130万円分のANXを交換するとします。そして90日のロック期間で、ANXの価格が3倍に跳ね上がったとします。すると130%分の価値が3倍に上がるため130×3=390%になるのです。

アセットを特定の口座に預けて塩漬けにすることで利益をあげる方法だと、銀行預金などが有名ですが1ヶ月あたりで資産が1.3倍になるような高金利の銀行はありません。3倍というのは簡単な目標ではありませんが、例えば10%価格を上げるだけで130%×1.1=143%になるので、単に130%分のトークンと考えるのは早計でしょう。

もちろん報酬が跳ね上がる一方、ANXが値下がりをすればその分もらえるぶんは大きく目減りしてしまいます。投資の世界には絶対はありませんが、ANXは価格が上昇しやすい仕組みが整備されているため、前向きに検討してみてもいいのではないでしょうか。

配当ボーナスを整理する

聖なるエクスチェンジでは保有するANXの額に応じてビットコイン、イーサリアム、テザーを配当で受け取ることができます。この配当額を決めるのが「保有するANXが全体の何%になるか」という点と「HEAVENしているか、どのプランを選んでいるか」という2つの点です。

簡単にまとめると1日の配当は「取引所が受け取ったアセットのうち、HEAVENプランに応じた割合が投資家全体に配当され、その中で保有分のANXが全体に占める割合が実際に支払われる」ことになります。

例えば100万円分のビットコインをHEAVEN90でHEAVENするとしましょう。すると130万円分のANXが手元でロックされます。仮に全体のANXが1億円分だとすると、自分で全体の1.3%のANXを保有する計算になります。

そしてこの日、1000万円相当のアセットがHEAVENなどで取引所に入ったとしましょう。「HEAVEN90」を選択した場合、総収入の60%が配当となるので600万円が「HEAVEN90」選択者全体に配られます。

HEAVEN60であれば45%、30であれば30%、そしてHEAVENをしていなければ15%が配当となります。結果としてこの日の配当は600万円×1.3%=78000円となります。

もっとも実際にはここまで簡単に計算はできないでしょう。あくまでこれは数字を単純化したもので、意図的に配当を狙うことは不可能です。大事なことはHEAVENやHEAVENプランによってもらえる配当が変化するという点です。

100万円をANXにするとき、普通に市場で交換をすると100万円分のANXとなります。先の例では1000万円のうち15%が配当となり、全体の1%分をもらえるため150万円×1%=15000円分が配当になります。同じ100万円を元手にした場合でも63000円も配当に差が出る以上、HEAVENは積極的に利用したほうがいいでしょう

配当割合は運営によって決まる

実際の配当はビットコイン、イーサリアム、テザーの3種類の仮想通貨(暗号資産)によって支払われます。

この配当の割合は、聖なるエクスチェンジに入ってくる3種類の通貨の割合によって決まります。例えば1000万円相当のアセットのうち500万円がビットコイン、300万円がイーサリアム、200万円がテザーであったとき、配当も同等の割合、つまり5:3:2となります。

自分で操作できることではないので、参考程度に頭に入れておいてください。

紹介報酬も用意されている

聖なるエクスチェンジでは、第1フェーズのエンジェリウムウォレット同様紹介報酬(リファラル報酬)が用意されています。

自分が直接紹介した場合、その紹介された人(Aさんとします)が得た配当の30%が紹介報酬として配当されます。紹介された人が配当で10万円分をもらった場合、3万円分が紹介報酬になります。そしてAさんが別の人Bさんに聖なるエクスチェンジを紹介した場合、自分はBさんの配当のうち5%を紹介報酬として支払われます。

BさんがCさんへ、CさんがDさんへ、DさんがEさんへ、という風にどんどん紹介が広がっていくと大本である自分のところにも5%、3%、2%、1%とだんだん割合は低くなれど、どんどん紹介報酬が入ってきます。

紹介報酬はその人の配当額によって決まるため、一定ではありません。盛んに投資し合う仲間内で輪を広げれば、紹介報酬でも大きな利益をあげられるかもしれません。

まとめ

今回は大きな注目を集める投資案件であるエンジェリウムプロジェクトの第2フェーズである聖なるエクスチェンジの詳細情報を紹介しました。

聖なるエクスチェンジはエンジェリウムウォレットのころから投資してきた人も、これから参入する人にも大きな利益をあげられるかもしれない案件です。保証はできませんが、ANXトークンの価格上昇の仕組みも確かであり、投資のシステムも整備されているためANXトークンの値上げは必至でしょう。

検討しているのなら、早め早めの投資をしたほうがいいかもしれません。

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