暗号資産FXにおいては、各取引所のスプレッドを比較して、有利に取引を進めていくことが重要になってきます。知らず知らずのうちに、スプレッドの大きさによって、損をしている方もいるかもしれません。そこで今回は、国内取引所のスプレッドについて、比較と、解説をしていきたいと思います！
Contents
暗号資産FXのスプレッドとは？
スプレッドとは、同じ取引所、同じ時間での暗号資産の買値と売値の差のことです。
よくスプレッドと間違えられる、取引手数料は元々何%と決められています。
一方、スプレッドの場合、その時の買値と売値の差になるので、価格の変動に影響してきます。
取引所での取引、つまり板取引だと、売買の相手が取引所の運営会社との直接のやり取りではないため、各取引所でのスプレッドの差はあまり大きくありませんが、売買の相手は取引所の運営会社そのものである販売所での取引だと、それぞれの販売所によって差が生まれてきます。
各取引所によってこのスプレッドの大きさは異なるので、取引手数料だけでなく、スプレッドも必ず把握するようにしておきましょう。
国内取引所のスプレッドを徹底比較！！
スプレッドが理解できたところで、スプレッドを比較していきましょう。
bitbank.cc
ビットバンクは、ビットコインや、イーサリアムなど、全6種類の暗号資産を取り扱っており、すべて板取引することができます。
スプレッドは100円〜1000円と非常に狭いです。頻繁に取引する際にはぜひおすすめです。もちろんビットバンクも、取引する時間帯などによってスプレッドが変動するので注意しましょう。
GMOコイン
GMOコインは、アプリの使いやすさが好評の大人気の暗号資産取引所です。取引画面上にスプレッドが表示されており、非常にわかりやすく、計算が面倒な方にはおすすめです。入出金料や、送金料、取引手数料が全て無料ですが、スプレッドは平均して1000円前後と少し広い印象です。スプレッドが狭いタイミングを見計らってエントリーするのが良いでしょう。
Liquid
リキッドは、QUOINEX(コインエクスチェンジ)という名前から変更し、アプリをリリースした人気の取引所です。スプレッドは100円〜1000円と狭く、通貨ペア数も14種類と幅広く取引されています。日本円だけでなくドルや人民元、ポンド、ユーロなど様々な法定通貨に対応している珍しい取引所です。
bitFlyer
bitFlyerのスプレッドを確認するには、bitFlyer Lightningにアクセスが必要です。現物取引だとスプレッドが数万円に開く時がありますが、暗号資産FXのスプレッドは100円～1000円で、ビットコインFXだとほぼ０％と、非常に狭くなっています。FX取引にぴったりの取引所です。
DMM Bitcoin
初心者の方にも使いやすいアプリで人気の取引所です。レバリッジ取引できる暗号資産が豊富で、アルトコインのFX取引におすすめです。ただ、ビットコインFXに比べ、アルトコインのFX取引だと、スプレッドが広くなっているので、注意しましょう。
こうしてみると、bitcoin、Liquid、bitFlyerのスプレッドは比較的低いといえるでしょう。ただし、先ほどもお伝えしたように、スプレッドは取引する時間帯などによって変動するので注意しましょう。
暗号資産取引所は、取引所によって取扱っている暗号資産の数や取引手数料、スプレッドなどが異なってきます。よく比較して、取引頻度などを考えて、自分に合った取引所を選ぶようにしましょう。くれぐれも、スプレッドや取引手数料で損をしてしまうようなことがないようにしましょう。
