今日、投機対象としての仮想通貨市場がやや停滞気味である一方で、仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーン技術は、金融や不動産など多くの分野での応用が期待されています。
ブロックチェーン技術は既存の中央集権的な仕組みを解決しうるものです。技術面でより注目を浴びることで今後仮想通貨市場が再度活発になるかもしれません。
今回紹介するエンジェリウムも、ブロックチェーン技術を応用したプロジェクトです。仮想通貨プロジェクトは詐欺であったり、計画が頓挫することもあるので口コミや評判を見ていきましょう。
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エンジェリウムはどんなプロジェクトなのか
エンジェリウムはアメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くNO BORDORS Corporation（本社所在地はセーシェル）が進めるブロックチェーンプロジェクトです。
このプロジェクトではアダルト産業と仮想現実(VR)、そしてブロックチェーン技術を組み合わせ、VRアダルトコンテンツを提供するプラットフォームの構築を目標としています。映画『マトリックス』のCGを作成したチームがメンバーに名を連ねるなど、高い技術力を有していることからマレーシア政府やアダルト産業以外の分野の企業とも連携を深めています。
従来アダルト産業は日本、韓国、中国などアジア圏を中心に一説に50兆円を超えるほどの市場規模を誇っていると言われています。ですが反社会的勢力によって海賊版が出回るなどセキュリティ面の課題も多く、アダルトコンテンツの中にはクレジットカード決済ができないものも少なくありません。
エンジェリウムではブロックチェーン技術を利用することでコンテンツの安全性を守り、収益もサービス提供者へ適切に還元される仕組み作りをしています。
また仮想現実(VR)産業は毎年市場規模が2倍以上の伸びを見せており、2021年にはおよそ17兆円にまで到達すると予測されています。エンジェリウムではブロックチェーン技術を3DCGへ応用し、レンダリングやストリーミングなど再生に当たって多くの容量を使う作業を数多くのコンピュータで分散処理できるようにしています。そのため、再生のための待機時間が短縮されより快適にVR空間を楽しむことが可能となります。
アダルト産業と関連していると考えるといかがわしいと抵抗してしまうかもしれませんが、人の欲望とつながっているためこれほど安定したものもありません。成長中の産業とも密接な関係にあり、エンジェリウムは非常に将来性豊かなプロジェクトだと言えるでしょう。
エンジェリウムのロードマップはどうなっている？
2018年3月30日から7月30日にかけて、エンジェリウムは「ANL」というトークンのICOを開始しました。ANLはエンジェリウムプラットフォーム上でANGELというトークンに交換し、ANGELトークンを利用することでプラットフォーム上で様々な機能を開放することが可能になります。ANLトークン保有者同士でチャットできる機能があるほか、将来的にはプラットフォーム外の決済手段としても利用を広げる予定です。
ANLのICOによってエンジェリウムプロジェクトはおよそ70億円もの資金を調達します。当初のロードマップではICO終了後、2018年8月からANLを取引所へ上場させる予定でした。しかしICO終了後、エンジェリウムプロジェクトは予定を変更します。現状での上場を凍結してマーケティングを目的にANGELIUM WALLETというウォレットと、このウォレットで運用するための新たなトークンである「ANX」を公開したのです。
ANGELIUM WALLETは「天使のウォレット」、「聖なるエクスチェンジ」、「メタバース創世記」という3つのフェーズに分かれており、2019年8月現在は「天使のウォレット」のみが開放されています。
天使のウォレットの概要
天使のウォレットはANGELIC WALLETの中でもっとも基本的な機能である、運用型ウォレット「ヘブン」を示すフェーズです。ヘブンにはANXのほかビットコインとイーサリアム、テザーを保管することが可能です。そして30日、60日、90日と期限を決めてウォレット内にロックすることで、毎月ロックした金額のうち4.5%～9%を受け取れます。
更に当初定めた期限を越えてホールドをし続ける「アナザヘブン」を選ぶことで、最高で月利12%を受け取ることが可能です。
ヘブンでは利息はANXによって支払われます。ANXトークンは1ANX=0.01ドルというレートでビットコインやイーサリアムと交換することができ、資産としての価値が確保されています。
フェーズが進むことでウォレットに実装されるゲームのコインとして使えるようになったり、交換可能な資産の種類が増えるなど、ANXトークンの用途は拡大する予定です。
運用型ウォレットはANGELIUM WALLETのほかにもありますが、すべてが順調にうまく行っているわけではありません。エンジェリウムはANGELIC WALLETを運用型ではなく「還元型ウォレット」と呼んでいます。ANGELIC WALLETの利率は運用によって稼ぐものではなく、ICOによって得た資金などを「マーケティング資金」として使うことで確保しています。現在の高利率も期間を限定されたものだと言われており、計画が頓挫することは考えにくいでしょう。
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エンジェリウムの口コミ・評判を紹介
発表を見る限りエンジェリウムは周到に計画が練られており、利益をあげる仕組みも明記されています。しかし一見よく準備されていても、実際には「詐欺(スカム)」である例は珍しくありません。
仮想通貨プロジェクトを見極めるには、実際の口コミや評判を調べることが大切です。エンジェリウムプロジェクトを進めるNO BORDORS Corporationの代表であるRio Takeshi Kubo氏はavexでプロデューサーを務めていたこともあるなど、日本の著名人とも伝手があります。
2018年7月にはホリエモンこと、実業家の堀江貴文氏がスポンサーを務める「ホリエモン仮想通貨祭り」にエンジェリウムがブースを出店しました。ブースではプロジェクトに参加するアダルト女優がコメントを出すなど、プロジェクトの規模が窺えます。
SNSでの口コミ・評判はどうなっている？
エンジェリウムプロジェクトは、仮想通貨分野のブロガーや著名人の注目を集めています。一方で、他の多くの投資家や仮想通貨に興味を持つ人がプロジェクトをどう見ているかは気になるところです。
SNSではエンジェリウムプロジェクトについて、以下のようなことが話されています。
エンジェリウムプロジェクト
第1フェーズ→ANXトークンエアドロップ(ペイペイと同じ戦略、資金のバラマキ)
第2フェーズ→取引所オープン(クロスエクスチェンジのスキームを踏襲)つまり、うまくいってる成功事例をパクって掛け合わせてる！ pic.twitter.com/WTtvlcP1NW
— こーいち＠エンジェリウム全力Heaven中 (@koichi_fa) July 21, 2019
ICB・SBLOCK・ANGELIUMは基本放置。
■ICB:ICBXは138円💫👍Huobi上場にも期待
■SBLOCK:SBOも既に価値が3倍📈
■Wotokenは旧WORを解除しつつ、現WOR→WOEXに少しずつ移動→高値でUSDTへ
■BlockEco:無双状態→まだまだ複利を複アカに回して配当up🚀
秘かにまだまだ盛り上がっているんだよな～ pic.twitter.com/YiddTna6pi— TM 【ゾロ】 (@TM51683705) August 1, 2019
エンジェリウムの主な事業内容はエロ×VR！
これからますます発展して欲しいし、需要は間違いなくある！
ウォレット案件は怪しいイメージもありますが事業内容もしっかりしているのもプラス要素。
VRの更なる発展に期待して投資する事にした訳であります！— ゆさん (@yu_angeliii) July 11, 2019
上原亜衣さん
情報商材を売ったり、仮想通貨のイメージモデルを務めたり、怪しい雰囲気漂わせすぎですよ。
そろそろ本格的に動き始めるでしょうねー。
スケベで情弱なファンがどれだけ騙されるか見ものです笑AV復帰待ってます。https://t.co/LxT2N0fV3u#仮想通貨 #ビットコイン #エンジェリウム
— 高校中退チャンネル (@koko_chutai) June 29, 2019
エンジェリウムは実際のサービスを開始してまだ日も浅いので、まだ評判らしい評判は見られないようです。実際にANGELIUM WALLETを運用する人もまだ様子見の部分は大きいでしょう。プロジェクトの信頼性を疑うような声もほとんどなく、内容を高く評価する声のほうが多いです。これからフェーズが進むことで、より多くの声が集まることが期待されるでしょう。
まとめ
今回はアジアを主な対象とする一大仮想通貨プロジェクトであるエンジェリウムプロジェクトについて、概要と口コミ・評判を紹介しました。プロジェクトの中心に日本人がおり、日本で作られるアダルトコンテンツが対象となるなど、エンジェリウムプロジェクトは日本とも関わりの深いプロジェクトです。仮想通貨に造詣の深い有名人などは反応しているようですが、まだ一般にまでは知れ渡っていないようです。
登録をご検討されている方は、今が絶好のチャンスです！！
現状プロジェクトの中核をなすANGELIUM WALLETは還元型ウォレットであり、配布期限があるようです。なるべく早く始めることで先行者利益を受けることが可能になるでしょう。日本でも有名になる前に、ぜひ運用を検討してください。
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