慈善活動を目的とした仮想通貨
仮想通貨は最近投資目的でも日常使いの通貨としても人気が出てきているのですが、さらに仮想通貨は目的別として色々な種類があり、動向をチェックしておくと面白いでしょう。
特に最近注目され始めたのがsproutsという仮想通貨であり、これはアルトコインとして現在流通しています。
sproutsの通貨単位はSPRTSと呼ばれており、これは目的として慈善活動のために作られたというのが大きな特徴です。
このsproutsですが途中で開発が頓挫をしましたが、その後Sprouts+として改名をして運営が再開されました。
さらに今後はAuxiliumという名前に改名が予告されているのでこの辺は少し注意しないと見逃してしまうでしょう。
取引開始日は2015年6月30日と比較的最新ですし、時価総額順位は最近だと600位程度のまだまだ発展途上の仮想通貨ですが、慈善活動からクラウドファンディングなどと相性が良いのが特徴なので、将来性という点は高いのは期待できます。
独自のコンセンサスアルゴリズムによって保有をしていてもコインが増えますし、マイニングによってもコインが増えるために初めての方にもおすすめできる仮想通貨でしょう。
ちなみにsproutsが日本語ではもやしという意味合いなので、もやしコインなどという愛称が付いてるのは面白いですね。
仕組みや将来性について
上述のようなコインの保持とマイニングで増えるという仕組みは、コンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Work)とPoS(Proof of Stake)というものを利用しているからとなっています。
これらを合わせた仮想通貨をハイブリッド通貨と呼ぶのですが、sproutsはまだまだ認知度が高くないために、このような良い特徴を持っていても大手の仮想通貨には叶わない感じとなっています。
将来性については、やはり慈善活動の目的として作られたということもあり、クラウドファンディングなどとも相性が良いです。
社会的貢献などを目標とする大手の企業などが慈善活動によりこのsproutsを利用するということは多いに考えられますので、この点からも投資目的としても良い品と見ていいでしょう。
2018年4月現在は価格は0.000090円となっており、比較的廉価な仮想通貨として注目されています。
しかし一番のネックとしては他の仮想通貨のような金融機能を持っていないということがあり、他の仮想通貨と比べるとやはり金融面での信頼性はまだまだ低い点があります。
これらのことを考えると廉価な仮想通貨や、慈善活動という独自な目的があるためにユニークな仮想通貨として将来性は期待できるものだと思います。
日本での購入は少し注意が必要です
さてこのようなユニークなsproutsですが、日本で購入する際には色々と注意点が必要となります。
日本ではこのsproutsを扱う仮想通貨取引所はまだ存在していないので、国内でまずビットコインを購入することが必要になります。
この購入したビットコインですが、海外の取引所としてはCoinexchangeなどに送金をして、そこからsproutsを購入するという手続きになります。これらの点も少し面倒くさいのですが、さらに気をつけたいのが、そのままビットコインで購入するとsproutsの元値が低いために、損をしてしまうという点があります。sproutsの価格はビットコインの最小単位の1satoshiを下回っているので、手数料なども含めると損になってしまう点にも注意しておきましょう。
そこで利用したいのがビットコインをDOGEに変えるという方法であり、これを利用することでsproutsを自由に購入することができます。
かなり安価な仮想通貨となっているので、大量に購入してもリスクはあまり高くないので投資目的としても便利です。
しかし手続きに関しては大手の手軽さには勝てないという点があるので、もし興味があったら準備をしっかりとしておくとスムーズに購入ができるのでおすすめです。