暗号資産取引では、自分が持っている暗号資産を買ったり、売ったりする現物取引に加えて、『レバレッジ』というシステムを用いて、保有している資産の何倍もの額を売買するFX取引ができます。一方で、米ドルと円、ユーロと円など異なった2つの通貨を取引する、外国為替証拠金取引(FX)というものがあります。FXという同じ名前ですが、中身は大きく違います。そこで今回は、暗号資産FXと外国為替証拠金取引(FX)の違いついて解説していきたいと思います!
Contents
暗号資産FXとは?外国為替証拠金取引(FX)とは?
念のため、暗号資産FXと外国為替証拠金取引(FX)の説明を簡単にしておきたいと思います。
まず、暗号資産FXとは、『レバレッジ』というシステムを用いて、保有している暗号資産の何倍もの額を売買する取引方法で、暗号資産を買った、売ったと仮定して、最終的な差額だけに注目して取引します。
次に、外国為替証拠金取引(FX)とは、米ドルと円など、異なった2つの通貨を転換する取引のことで、同じく『レバレッジ』というシステムを用いて、大きく外貨を運用して取引します。
暗号資産FXと外国為替証拠金取引(FX)の違いとは?
コイン積立とは、自分で設定した一定の金額分のビットコインを、毎月自動で購入してもらえるサービスになります。一部の取引所が提供していますが、Zaifコイン積立は、ドル・コスト平均法(一定金額を継続して投資することで、価格が高いときは少なめに、価格が安いときは多く買う方法)を採用しているので、相場変動のリスクを抑えています。このため、自分でチャートを見て売買する必要がないため、初心者の方にはおすすめの稼ぎ方です。
上記2つが初心者の方に最もおすすめできる仮想通貨を用いた稼ぎ方ですが、ここからは少し難しい稼ぎ方もご紹介します。
①レバレッジの倍率
外国為替証拠金取引(FX)の場合、レバレッジの最大値は25倍までと法律で決められています。FXのサービスを展開している会社は、25倍までの範囲で取引されています。一方で、暗号資産の場合、各取引所によってバラバラです。最大レバレッジが100倍の取引所もあります。ちなみに、平均すると、暗号資産FXの方が、倍率は多少低くなっています。
②スワップポイント
スワップポイントとは、通貨間の金利の差によって得ることができる損益のことです。外国為替証拠金取引(FX)の場合、例えば、米ドルの金利が2%で、円が1%の時に、米ドルをFXで保有していれば、2%-1%で1%のスワップポイントを毎日得ることができます。一方で、暗号資産のスワップポイントは常にマイナスであるため、暗号資産FXを保有していると毎日損失を出すことになります。つまり、スワップポイントで利益を得る方法は暗号資産FXにはありません。
③換金スピード
通常、外国為替証拠金取引(FX)の場合、FXから日本円に出金する際、出金申請をしてから1営業日から3営業日程度かかります。一方、暗号資産FXの場合、自身のウォレットへの出金であれば10分から60分あればできます。また、暗号資産から円への換金も一瞬です。つまり、暗号資産FXは、通常のFXに比べて換金スピードがかなり早いです。
④ボラティリティの違い
ボラティリティとは、価格変動の度合いのことを示します。暗号資産のチャートだと、1日に数万円の値段が動くことも頻繁に起こりますが、米ドルと円では基本的にありえません。つまり、暗号資産は、一日のボラティリティが、外国為替証拠金取引(FX)に比べて、かなり大きいといえます。その分、一日の損益も大きくなりやすいともいえるでしょう。
暗号資産FXと外国為替証拠金取引(FX)の違いついて、お分かり頂けたでしょうか。外国為替証拠金取引(FX)に関しては、これから金融庁の規制が厳しくなっていく流れがあることから、今後も暗号資産FXがますます人気の金融商品になると予想されています。関心がある方は、ぜひ暗号資産FXの口座を開設してみてはいかがでしょうか。
まとめ
1.暗号資産FXとは、暗号資産を運用するもの
2.外国為替証拠金取引(FX)とは、外貨を運用するもの