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仮想通貨「trig(トリガー)」について

仮想通貨trigとは?

trigとは正式名称をTriggersと呼ぶ仮想通貨で、通貨の単位はTRIGです。
trigはBlocksafe Allianceという団体によって開発された通貨であり、BlockSafeという名前のスマートガンを管理するために作られました。
trigはスマートガンを管理するためのトークンであり、BlockSafeは仮想通貨Liskのサイドチェーンシステムを利用して銃の情報にアクセスする目的のプロトコルとして開発されています。
スマートガンとは、各種の認証システムなど技術的な機構を用いて作られた銃の一種です。
あらかじめ登録された人しかスマートガンを作動させることができないため、犯罪を防止するまたは犯罪を抑制する効果が高いのが特徴です。

たとえば、現在では指紋認証が普及していますが、trigは指紋認証以外にも通貨の取引記録などさまざまな情報をもとに、登録した本人のみ使うことができる各種の認証機能をスマートガンと連携させることを目的としています。
もし、登録者ではない第三者がスマートガンの引き金を引いても発砲することはできません。

また、銃の登録者からスマートガンを奪おうとする強奪行為の抑制や不正転売が行われたときにも銃を発砲することは不可能となります。

仮想通貨trigの詳細・特徴について

trigは現行の仮想通貨の中でも「スマートガンの認証」という一点にのみ大きくフォーカスした暗号通貨のため、その特徴も異彩を放っています。

たとえば、現在のスマートガンは100%完全なる認証を行うことができる物は存在しておらず、1%程度は認証漏れなどのトラブルや抜け穴が発生することが危惧されていますが、仮想通貨によって個人の認証を行うtrigであればほぼ100%に近い個人認証を成功させることが可能なのではないか、と期待されています。

実際の例としては、たとえば警察官が強盗犯や凶悪犯などの犯罪者に拳銃を奪われた場合、100%その拳銃の登録者しか発砲することができない個人認証システムを仮想通貨のtrigによって実現できれば、アメリカを始めとする世界中の国の警察や公的機関にtrigが正式に採用される可能性もあります。

現在はまだ100%の確実性を持った個人認証システムをtrigが構築できていないため、trigは実際に発砲があったときなどその時間や場所などを正確に記録することを目的としており、未定の段階ではありますが、上記のように警察や公的機関などの国が関与する機関がtrigを採用した場合には犯罪発生の抑止率を大きく高めることが可能となります。

trigの将来性について

trigはマスターノードの報酬としてBlockSafeのAMMO(アモ)という名前のトークンがウォレットに付与されるシステムとなっています。
アモはBlocksafeのサイドチェーンの上で取引されるトークンの一種であり、発行上限枚数は6000万AMMOです。

AMMOはさらにサブトークンとの交換も可能なため、BlockSafe上ではtrigのほかにAMMO、そしてサブトークンと3種類の仮想通貨を取引できます。

また、trigは2017年12月にフィリピンの国家警察との提携を結んだのを皮切りにして、2018年3月には日本の仮想通貨アイドルグループ「仮想通貨少女」のメンバー銘柄に選出されるなど、注目度が高まってきています。

さらに、もともとtrigは2017年9月に発行量の3分の2にあたる6789万TRIGをバーンしているため、現在の発行総量は当初の1億枚から3210万TRIGまで減少しており、TRIG1枚あたりの価値はバーン前よりも高まる可能性が高くなるのでは、と予測されています。

このように注目度が高く、さらにフィリピンの国家警察とも提携しているtrigはスマートガンの分野では先駆者的な存在であり、今後の展開が期待されるところです。