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【詐欺コインはこう見極める】仮想通貨(暗号資産)詐欺の簡単な見分け方

近年、その規模を急激に拡大している仮想通貨(暗号資産)。従来の貨幣経済では成し得なかった利便性や、実際に仮想通貨(暗号資産)の取引で大成した人物がメディアへ露出したりと、日常生活で目にする機会が多くなってきました。この記事をご覧になっている方の中にも、仮想通貨(暗号資産)の取引をやってみたいと考えたり、知人から勧められたりしている人も少なくないかもしれません。
でもちょっと待ってください!もしかすると、詐欺に遭ってしまう危険性があります。

今回の記事では、読者の皆さんが仮想通貨を安全に利用し、仮想通貨(暗号資産)の便利さを最大限享受できるように、仮想通貨(暗号資産)詐欺の簡単な見分け方をご紹介したいと思います。

仮想通貨(暗号資産)とは?

まずはじめに、「そもそも仮想通貨(暗号資産)ってなに?」という人のために、簡単な説明をさせてください。

仮想通貨(暗号通貨)とは、ネットワーク上で電子的な決済手段として広く流通しているけれど、法定通貨(法貨)と比べてみると、強制通用力を持たなかったり、特定の国家の裏付けがない通貨のことを言います。また、流通性と汎用性を持つ電子的な決済手段とも定義されています。その革新性と利便性、将来性から、今、世界中で注目を集めています。

その他にも、様々な定義がありますが、世界的に見ても法律・制度が万全とは言いがたいのが現状です。だからこそ、詐欺が横行しているのです。

仮想通貨(暗号資産)詐欺の主な手口と簡単な見分け方

先程は仮想通貨(暗号資産)について簡単に説明させていただきました。

では、どのような手口の詐欺が横行しているのか、主だった手口とその見分け方を大きく分けて4つ紹介します。

代理取引詐欺

特徴

うまい話で仮想通貨を購入させ、お金を騙し取る

「購入にメリットしかない」「保証がある」というような語り口で、仮想通貨の購入を促し、お金を持ち逃げするという詐欺です。
勧誘をはじめに、メールや参考資料の郵送、SNSやウェブサイトで宣伝するなど手口は多種多様です。

見分け方

そもそも仮想通貨とは、株とは違い代理店に委託することなく個人単位で購入・取引ができるものです。他者にお金を預けず自身で購入しましょう。

ICO詐欺

特徴

新しい仮想通貨と謳って購入させ、お金を騙し取る。

ICOというのは、企業が事業資金を収集するためにオリジナルの仮想通貨を発行することを指します。株式取引と似ていますが、仮想通貨は世界中から資金を募ることができるので、その点で異なっています。

この詐欺は「世界中から資金を募る」という特徴を逆手にとって、全く存在しない仮想通貨を売りつけたりする非常に悪質な詐欺ですが、騙される人があとを絶ちません。

見分け方

販売元の企業の口コミなどの外部情報、また日本国内にしっかりとした法人がある企業なのかを調べる

Airdrop(エアドロップ)詐欺

特徴

「無料」を謳い、登録を促し、登録者からパスワードを引き出し仮想通貨を奪う。

Airdrop(エアドロップ)詐欺は、仮想通貨の配信元が、自らの通貨の流通量を増やすために、多数いる利用者に無料で通貨を配ると語り、詐欺サイトに登録させてパスワードを聞き出すことで登録者の講座から仮想通貨を根こそぎ奪ってしまうという手口です。いわゆる、フィッシング詐欺です。

詐欺サイトも作りこまれたものが多く。一目見ただけでは、その可否を判断するのは至難です。

見分け方

メールなどで送られてきた不審なサイトURLにはアクセスしない

マルチ商法

特徴

「儲けるための手段」を情報として高額なセミナーや教材を売りつける。

はじめに、このマルチ商法は違法ではありません。そこがまさに悪質で、「副業として最高」「数ヶ月で何百万円稼げる」などの甘言を盾に、高額のセミナーやDVD教材を売りつけるという手口です。
セミナーや教材の内容自体、簡単に身につけられる知識であったり広告としてはほとんど効果がない値段不相応のものが大半です。ただし内容に嘘はなく、法の抜道を使ったような詐欺です。

見分け方

うますぎる話には必ず落とし穴があるという意識を持ち、購入しない。

詐欺被害に遭わないための心構えについて

上記でご紹介した4つの手口は、実際に大きな被害が出ていることもあり、自分の身にいつ降りかかるかもわからないものばかりです。
詐欺に手口も日々多様化し、より高度な手口が今後登場する可能性も全く否定できません。

という心構えを持って欲しいのです。皆さんを陥れようとする人が、残念ながら存在します。より安全に取引を行う場合は金融庁に登録されている取引所を利用するなど、しっかりとした対策を取りましょう。